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眼と脳とからだ/SPORTS VISION


心、技、体そして眼
 「心、技、体」がアスリートに求められる条件といわれます。しかし、私たちが「情報収集の80パーセント以上を眼に依存している」のであるなら、眼、すなわちビジョンの重要性はスポーツの世界でも見逃すことはできません。



 アスリートは、一般人よりからだも頑強で身体能力も優れているので、きっと眼の技能も非凡なものをもっているのだろうと考えられてきました。しかし実際には、視力がよくてもビジョンに問題があるため、本来の力を出しき切っていない選手は少なくありません。第一線で活躍しているアスリートの中にも、非常に基礎的な視機能の穴を発見することがあるのです。
闘う眼をつくる


 単にはっきり見えているばかりでなく、より広い視野から、いち早く、より多くの情報を収集できるビジョンの機能がアスリートの眼には求められます。スポーツ最前線ではいつもそれらを総動員させられるよう、普段からコンディショニング&トレーニングしていくことが必要です。それにより情報収集能力を高め、速め、広め、柔軟にし、結果として、鍛え上げたからだの動きがより無駄のないものとなります。眼がからだをリードするわけですから、ビジョンの機能アップをすることがアスリートの可能性を大きく広げます。
集中力にまで
  また「視力」はあくまでも ‘一時的な’見え方です。アスリートは長時間眼を使うことを要求され、天候、照明、からだの疲労なども見え方に大きく影響を与えます。プレイ中に視力が低下したり眼が疲れてきたりすると、集中してプレイすることさえ難しくなります。疲れず、また柔軟性のあるビジョンが不可欠です。
視力だけではなにもわからない
  通常の眼の検査といえば、「視力いくつ?」のみで終わってしまっています。確かにはっきり見えることは大切ですが、それだけではアスリートがどう見ているのかを十分知ることはできません。
 当研究所では、アスリートの「スポーツビジョン・チェック」をおこなっています。視力はもちろんのこと、選手がどのように眼を使っているのかなど詳しく調べます。また、ビジョントレーニングの指導もおこなっています。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
 特に次のチェックリストにあてはまる項目のある場合はお勧めします。

 20のVISIONチェックリスト/スポーツ選手用
  次のチェックリストの中で、当てはまる項目はありませんか?このリストの中には、およそ眼とは関係ないように思われることも含まれています。もちろん、必ずしもこういった症状が、すべて眼に起因しているとは限りません。しかし、こんなことが眼の問題で起こりうることも是非知っていただきたいのです。

1. ものがハッキリ見えない。
2. 視力は良いのに、見ようとするものにすぐにピントが合わない。
3. 天気や明るさにより見え方が変わる。
4. 動いている目標物を眼で追うことが難しいことがある。
5. ボールのスピードや位置についての判断に乏しい。
6. 目標物(ボールなど)が二重に見えることがある。
7. 両方の眼が外に寄ったり内に寄ったりして、おなじ方向を見ていないことがある。
8. 自分と自分の身の回りのものとの距離判断をよく誤る;例えばフェンスまでの距離。
9. 周辺視野が狭い、周辺視野からの情報に気づくのが遅い。
10. 平衡感覚が悪い?バランスを崩しやすい。
11. 集中力を維持できなくなる。
12. 眼が疲れやすい。
13. 光を異常にまぶしく感じる。
14. 頭痛がよく起こる。
15. 練習での力を出し切っていないと感じる。
16. コンスタントに適切なプレイができない。
17. 初めての試合会場(球場、コートなど)ではパフォーマンスが低下する。
18. 状況判断が下手である。
19. 監督やコーチが指示した内容を頭の中で描くことができない。
20. 本を読むのは嫌い。

このチェックリストは、当てはまる項目がいくつあれば問題があり、それ以下なら問題はないという類のものではありません。例えひとつでも、重要な問題をもっている場合があります。


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