menosite.com 特別視機能研究所
オプトメトリーとは?

ご相談ください
当研究所の紹介
関連サイト/推薦図書
よくある質問
お問合せ
What is Optometry?


日本にない制度
  「オプトメトリスト」とは、残念ながら日本ではまだ公的には認められていない職業であり、資格です。しかし、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパでは、すでに高度の専門職であり、アジアにおいても、フィリピン、韓国、中国など、すでにオプトメトリーが制度化されている国、されつつある国があります。
 アメリカでは、すでに100年以上もの長い歴史がありますが、そのアメリカを例にとりますと、通常の4年制大学卒業後にオプトメトリーの大学に入学するのが一般的で、4年学び卒業した後、「ドクター・オブ・オプトメトリー」の称号を得ます。国家試験と州の試験に合格してから開業することができます。
何をするの?
 オプトメトリストは、メディカル・ドクター、つまり日本で言う‘お医者さん’ではありませんから、病気の治療や手術はしません(ただし、アメリカのオプトメトリストは一部眼病治療をするようになりました)。しかし、メガネやコンタクトレンズ処方はもちろんのこと、眼病の検査・診断や、斜視、弱視、ロービジョン(眼疾患による弱視眼)などのさまざまな眼の機能的障害の検査・処方をおこないます。
プライメアリーケア
 オプトメトリストには「プライマリー・ケア」(第一の診断+ケア)と呼ばれる重要な役目があります。
 例えば視力が低下したといっても、それはいつも近視が進んだことが理由とは限りません。「白内障」や「緑内障」をはじめとする眼の疾患である場合もあります。また、糖尿病からくる「糖尿病性網膜症」や、高血圧に起因する「高血圧性網膜症」などのからだの病気が原因となっている場合もあるのです。また、「脳腫瘍」が原因で視力低下が起こることさえあります。
 オプトメトリストのところには、本当の原因に気づかずにこういった病気をかかえてメガネを作りに来る患者さんもいるわけで、そういった場合、オプトメトリストは直ちに他の専門医師へそれぞれの患者さんを紹介します。これが「プライマリー・ケア」です。つまり医療の‘入り口’的存在であるのです。
ビジョンが健全か
 また、オプトメトリストには、独特のビジョンへのアプローチがあります。
 眼科医が、眼が健康であるか病気がないかという「視力の健康」に最も重きを置くのに対して、オプトメトリストは健康であること以上に、ふたつの眼が負担なく機能して効率よく働いているか、見るべきものをちゃんと眼で捕らえているか、正確にものを脳で見ているかという、すなわち「ビジョンが健全であるか」ということにまで着目します。
 視力も良く、病気という点で問題なしとした眼であっても、例えば、両眼がうまく機能していないなどの問題により、生活の中で大きなハンディとなってしまうことがあるからです。
ビジョントレーニング
  そういった眼があれば、その働きを改善し、またその上でより良く機能できるようにしていくのも、オプトメトリストの重要な仕事です。つまりマイナスをゼロに持っていき、さらにプラスへと働きかけます。薬や手術といった手法を用いず、自然な回復を企てます。
 これがオプトメトリストのおこなう「ビジョンセラピー」(Vision Therapy)あるいは「ビジョントレーニング」(Vision Training)と呼ばれる、眼のトレーニングです。
 オプトメトリストは、子供からスポーツ選手の眼の機能にまで関わり、さまざまなツールを用いて、眼とからだの動きや思考や知能との関係まで掘り下げ、改善していきます。つまり視力だけでなく、ビジョン(視覚)全般のプロセスを診断、向上させていくのがオプトメトリストの重要な仕事なのです。


PAGE TOP

Copyright OPTOMETRICS 2005 all rights reserved.